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健康かながわ

 
 第4回かながわ健康支援セミナーを10月26日、神奈川中小企業センタービルで開催しました。「タニタの社員食堂健康セミナー~500kcalのまんぷく定食のコツ~」のテーマで、福永幸代さん(写真左)(株式会社タニタ・管理栄養士、コアコンディショニング・アドバンストトレーナー)を迎えたセミナーに151人(147団体)の参加がありました。

 ダイエットにチャレンジしようか悩むOL、奥さんからメタボを指摘されたサラリーマン、そして健康診断結果で糖尿病予備軍といわれた大工の大将。彼らがこぞって手にしたのは、「体脂肪計タニタの社員食堂」の1冊。バランスのとれた食事をおいしく食べながら健康的になれるレシピ本に、多くの人たちがくぎ付けになりました。
  今回のセミナーは、そんなタニタの管理栄養士、福永幸代さん(写真)の講演です。話は「タニタが考える健康づくり」、「体脂肪計タニタの社員食堂500kcalのまんぷく定食」、そして「ヘルシーレシピのコツ」の3テーマ。
  「健康な体をつくるために一番大切なことは、自分の体を知ること」と、身長と体重から太り具合を指数化する〝BMI指数〟の出し方や、歩くことの大切さなどを福永さんは語ります。また、男性の1日あたりの平均歩数は約6千歩、女性は約5千歩ですが、プラス千歩を目標に歩くことを推奨されていました。
  またダイエットには、具体的な目標をたてることとその目標を継続することも大事。そのための環境づくりの例として、「空腹時に買い物に行かない=余計なものを買わないため」「食事の盛り付けは1人分ずつ=食べすぎないため」など、無理なくできるアドバイスをしてくださいました。
  続いて、レシピ本でも紹介されていたヘルシーレシピのコツを伝授。ここでは、身を乗り出して話にかじりつく人も。強く印象に残っている話は、「とにかく食事はバランスよく」という話。「主食+主菜+副菜×2種+汁物を基本にバランスよく。特に野菜を多めにとることを心がけましょう」と福永さん。「1日350gの野菜をとるように」という具体例も。また食べすぎを防ぐためには、分量を量ってつくり、量って食べることも大事。そうすることで、食事で摂取したカロリーがわかるからなのだといいます。ここでは、誰でもできる手秤のやり方も伝授していただきました。
  料理をするときのアドバイスのほかに、外食メニューの選び方のポイントも。「野菜が多めにとれる定食を選ぶ」「組み合わせやトッピングを工夫する」など、少し気をつければできることがいろいろあることがわかりました。
  ちなみにコンビニで買うときには、「具だくさんのおかずを選ぶ」「菓子パンより野菜サンドを選ぶ」など。難しく考えずに暮らしに取り入れられる「タニタ式の健康づくり法」を聞き、すっかり健康になれた気分で会場を後にしました。

 

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