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健康かながわ

 産業保健活動の向上を目的に、当協会が主催する『かながわ健康支援セミナー』の第2回目が、神奈川中小企業センタービル・多目的ホールで、8月30日に開催された。
  講師は、(株)ウェルネスライフサポート研究所の加倉井さおり代表を迎え、「勇気づけの保健指導・健康相談とは~受けてよかった!と思ってもらうために~」のテーマに、71団体79人の参加があった。


幸せにつながる保健指導を

  「研修は、自分の経験を踏まえた情報交換により、学びが深まると思っています」と話す加倉井講師。そのためセミナーでは、あえてグループワークを取り入れ、参加者同士の交流を促している。 この日も6人ずつのグループで座り、講師の出す課題に取り組んでいく参加者。
  加倉井講師は、受けてよかったと思える保健指導とはどんな保健指導かを、ここで参加者にも考えてもらう。さらに自らの体験談を交えながら、勇気づけの保健指導に必要なマインドやスキルなど、具体的な説明をしていった。

  そして「自分を勇気づけられる人だけが、他人を勇気づけられます。人を勇気づけられる保健師になるためには、自分を勇気づけてくれる人と、なるべく一緒にいることです。 自分を勇気づける考え方を選択すること。誰と過ごすか、どんな考えを選ぶかで人生の質が大きく違ってきます」と続ける。
  「みなさんは普段、人の背中を押す、勇気づける役目を、地域や職場で一人ひとりにしていらっしゃいます。 相談に来た人が、人生の課題や健康問題に立ち向かえるようにサポートすることが、私たちの役目です。そこに誇りを持ってやってほしいですね」と加倉井講師。
  まさに、参加者を勇気づけるセミナーとなった。

 

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