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大腸がん検診

大腸がんは日本人に顕著に増加しているがんで、主な原因は食生活の欧米化とされています。特に動物性のたんぱく質や脂肪の摂取量が多くなり、食物繊維の摂取量が減ったことが挙げられます。

早期のがんであれば一般的に自覚症状はなく、定期健診や人間ドックなどで発見される傾向にあります。早期に発見できれば完治しやすいので、定期的な検査が重要です。

特徴

当協会では、年間約1万4千人の方に検診を実施しています。

検査方法

●便潜血検査(免疫法)

便潜血検査では便の中に微量な出血がないかを調べる事で、大腸の粘膜の変化をともなう出血がわかります。排便から検査する事が可能で、安全・簡単・安価ということからも非常に優れた検査法です。

免疫法とは、ヒトの血液のみに反応し、検査を受ける前に食事や内服薬を制限する必要がない方法で、日本では主流になっています。

精度管理

便潜血検査は、便潜血用全自動免疫化学分析装置OCセンサーneoを用いて行っています。陽性の基準(カットオフ値)は120ng/mlです。

精度管理は標準品により試薬のロット変更時に1回、測定機器ごとにキャリブレーションを行うとともに、日々の管理として毎日の検査前に自家製の便潜血陽性コントロールを測定して管理しています。

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