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白血球 好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球 感染症と血液・造血器疾患の指標

白血球数が異常となるのは細菌や寄生虫などに感染した場合と血液やそれを造っている骨髄など造血器の疾患の場合です。これらの疾患が疑われる場合にはさらに白血球の分類検査が必要になります。

血液中の白血球の約半数は顆粒球といわれるものです。顆粒球はさらに中性の色素でよく染まる好中球と酸性色素で染まる好酸球、塩基性色素で染まる好塩基球に分けられます。
好中球は細菌などの異物を処理し、生体を外敵から防ぐ働きをしています。顆粒球の大部分は好中球です。好中球には異物の方に向かって進む遊走能と、異物を取込んで処理する貪食能があります。取込まれた異物は顆粒中に含まれる酵素や活性酸素により消化、殺菌されます。
関連する疾患(好中球の増加) 細菌感染・血管炎、梗塞など組織の炎症や壊死を伴う疾患、尿毒症、がん・リンパ腫などの腫瘍、急性出血・溶血。

好酸球は顆粒から特殊な蛋白を放出して寄生虫やその虫卵を傷害したり、喘息や薬物アレルギーなどのアレルギー反応を引き起こします。
関連する疾患(好酸球の増加)転移がんや慢性骨髄性白血病、ホジキン病などの腫瘍、結節性動脈炎

好塩基球はその顆粒中にアレルギー反応の原因となるヒスタミン、ロイコトリエン、ヘパリンなどを含んでいるため、好塩基球の表面にある免疫グロブリンEに抗原が結合すると顆粒中からヒスタミンなどが放出されて即時型のアレルギー反応を引き起こします。
関連する疾患(好塩基球の増加)骨髄増殖性疾患、潰瘍性大腸炎

顆粒球以外にリンパ球単球があります。 骨髄で作られたリンパ球の一部は胸腺に達し、成熟してTリンパ球となります。胸腺を通らなかったリンパ球はBリンパ球になります。血液中のリンパ球のうち約75%はTリンパ球で、約15%はBリンパ球です。残りの10%前後は未成熟のリンパ球と考えられています。

Tリンパ球とBリンパ球は協同して外敵の侵入からからだを守る免疫機能を担っています。血液中のリンパ球は寿命の上からも二種類に分類できます。短命な大型のリンパ球の寿命は数十日で、活性化されたリンパ球と考えられています。これに対して、長命な小型のリンパ球は4〜20年も生存するといわれています。血液中では20%が短命リンパ球で、80%が長命リンパ球です。
関連する疾患(リンパ球の増加)急性ウイルス感染症、梅毒や結核などの慢性感染症、リンパ性白血病、リンパ肉腫、甲状腺機能亢進や副腎皮質機能不全
(リンパ球の減少)放射線照射、末期悪性腫瘍、心不全、尿毒症、エイズのような免疫不全症候群

単球は好中球に次いで異物を貪食する作用があり、外敵の侵入を防いでいます。また、単球は血中から組織内に入りマクロファージとなって、組織の異物を処理する細胞として働きます。
関連する疾患(単球の増加)結核やマラリアなどの感染症、膠原病、慢性骨髄単球性白血病やホジキン病のような血液疾患

基準値:(白血球数)4000-9000/μl (白血球百分率)好中球 (杆状核球3.0-10.0% 分葉核球40.0-70.0%) 好酸球 0-5.0% 好塩基球0-2.0% リンパ球20.0-45.0% 単球 3.0-7.0%