50歳を過ぎたら帯状疱疹の予防接種ができます

 

●帯状疱疹とは?

    日本人成人の90%以上は、帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜んでいて、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれていおり、加齢やストレスなどによって、免疫機能が低下することで発症します。体の片側の一部にピリピリとした痛みと共に赤い発疹が現れることが多いです。皮膚の症状が治った後も痛みが続くことがあり、顔面神経麻痺など、重い後遺症が残ることもあります。


●帯状疱疹について詳しくはこちら


●帯状疱疹の予防について

    帯状疱疹の原因となるウイルスに対する「抗体」=免疫は、年齢とともに弱まり帯状疱疹を発症することが多くなる傾向にあります。
    また、一度帯状疱疹にかかった人でも、体の免疫機能が低下すると再び帯状疱疹になる可能性があります。 そのため、ワクチンを接種することで免疫の強化を図り、帯状疱疹の発症予防が期待できます。


●予防接種について

    当協会で接種できるワクチン:シングリックス筋注用(不活化ワクチン グラクソ・スミスクライン株式会社)
    接種回数:2回(2回目は1回目の接種から2か月の間隔を空け、遅くとも6か月後までに接種してください。)
    ※2回接種することで帯状疱疹に対する十分な予防効果が得られます。必ず、2回接種しましょう。

    料 金:

    対象者:50歳以上の方


●当協会で予防接種を受けることができない方

    ・明らかに発熱(37.5℃以上)している方
    ・重い急性疾患にかかっていることが明らかな方
    ・過去にこのワクチンの成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方
    ・その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方
    ・49歳以下の方


●予防接種を受ける前に、医師への相談が必要な方

    ・心臓血管系、腎臓、肝臓、血液などの基礎疾患のある方
    ・予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方、全身性発疹などのアレルギーを疑う症状がみられた方
    ・このワクチンの成分に対して、アレルギーを起こすおそれのある方
    ・過去にけいれんを起こしたことのある方
    ・過去に免疫不全と診断された方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
    ・血小板が少ない方や出血しやすい方
    ・妊婦または妊娠している可能性のある方、授乳中の方
    ・最近1カ月以内に予防接種を受けた方


●予防接種後の注意

    ① 接種後30分程度は、接種した施設で安静にしていましょう。
      体調の変化がないことを確認しましょう。
    ② 接種当日は激しい運動を避け、注射部位を清潔に保ってください。
      接種当日の入浴はさしつかえありません。
    ③ 注射部位の異常な反応や体調の変化を感じた場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
    ④ シングリックスの接種により健康被害が発生した場合には「医薬品副作用被害救済制度」により
      治療費等が支給される場合があります。
      詳しくは独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページ等をご覧ください。


●シングリックスの安全性


●予防接種のお申し込み・お問い合わせ

 
 
ページ先頭へ