アスベスト(石綿)による健康障害が広く知られるようになりました。アスベスト粉じんを吸入することにより、じん肺の 一種である石綿肺になり、肺がんや胸膜・腹膜に起きる「中皮腫」を発病しやすいことが、明らかになっています。またこれらの病気は、アスベスト粉じんばく露後、30年から40年経て発病することもあります。
神奈川県予防医学協会はアスベスト(石綿)による健康障害について多角的にご支援いたします。
■マルチディテクタCT検査
アスベストの健康障害の早期発見には、胸部X線直接撮影とマルチディテクタCTが有効です。当協会では低線量胸部CT(マルチディテクタCT)を用い、立体的な画像から早期に肺がんを発見し、その後の治療へ継げる体制を整えております。
■医療連携
必要な場合は、横浜労災病院、県立がんセンター、県立循環器呼吸器病センターを始めとした連携病院に迅速にご紹介いたします。