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肺がん検診

肺がんによる死亡率は、日本において男性では第1位、女性では第2位です。肺がんは症状が出にくく、かなり進んだ状態で発見されることが多いため、治りにくいがんといわれてきましたが、早期であれば治療成績も年々よくなっています。

特徴

当協会では、年間約4千人の方に検診を実施しています。

検査方法

●胸部X腺検査

photo image胸部X線では胸の写真を2枚撮影します。肺の全体像や大血管の走行、心臓や横隔膜等の形状や、骨の状態などが観察できます。

肺炎・肺結核・肺がん等の肺疾患、心拡大や大動脈に変化をきたす循環器系の異常を専門医が、読影診断します。

この検査はX線検査の中でいちばん馴染み深い検査でしょう。技師の声にあわせて息をいっぱい吸い(肺全体を膨らませて)止めて下さい。あっという間に検査は終わります。

●喀痰細胞診検査

photo image胸部X線検査と喀痰細胞診の併用による肺がん検診は、厚生労働省でもその有効性が確認されております。

喀痰(かくたん)細胞診検査は肺の入口付近にできたがんの早期発見を目標としております。剥がれ落ちた細胞が痰に混ざって体外に出たのを、顕微鏡で覗き、人間の目で判定を致します。

この検査単独では、正常であったとしても、がん細胞が剥がれて落ちた時に、痰に混じるという事から肺がんが無いという根拠にはならないので胸部X線検査と併用して受診される事をお勧めします。

●低線量の胸部CT検査

photo imageらせん状に肺の断層像を撮影するため、通常の胸部X線撮影では肋骨のかげなどで死角となって見つからなかった微妙な肺の早期がんを発見することが可能です。

精度管理

郡市医師会の精密検査フィルム読影会に専門医師・放射線技師・担当職員が参加して、フィルムの比較などを行い、一次検診の精度管理向上に努めています。

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