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寄生虫検診

当会設立以来最も歴史のある検査であり、神奈川県下の寄生虫予防に深く寄与してきました。昭和30年1月、任意団体として神奈川県寄生虫予防協会として発足、設立の当初から、検査だけを行うのではなく検査と共に、寄生虫予防の知識や思想を普及させる運動体として活動をしました。

検査方法

photo imageいわゆる寄生虫の中でも蟯虫は他の寄生虫とは違ったライフサイクルを持っています。他のほとんどの寄生虫が人の体内で卵を産むのに対して、蟯虫は体外、すなわち肛門の周囲に出てきて産卵します。従って便を検査しても卵は見つかりません。

当協会では、肛門周囲に粘着性のあるセロハンをあてて、寄生虫卵を付着させるウスイ式セロハンテープ法による2日連続採卵法により検査をしています。


精度管理体制

当協会では全ての検体を協会の熟練した臨床検査技師が、見落としのない検査を実施しています。
主任技師による抜き取り検査等を行い、各検査担当技師の判定に差がないようにしています。
技師は毎年3月に技師研修を行うと共に、技術向上のため、臨床検査技師会、予防医学中央会等の研修会及び学会に積極的に参加しています。
顕微鏡検査による見落としを防ぐため、一度検査したものを再検査し見落としを防ぐとともに毎日の陽性率をチェックし大きな変動がないかを確認しています。
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