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大腸がん検診
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大腸がんは環境因子の影響が大きいと考えられます。特に食生活の欧米化による動物性脂肪や動物性たんぱく質の取り過ぎが要因の一つではないかと指摘されています。
まず便潜血検査を行い、陽性となった場合は原因を調べるために注腸X線造影検査、大腸内視鏡検査を行う必要があります。大腸ポリープは大きくなるとがん化する場合もありますが早期であれば内視鏡下で切除できます。
検査の重要性
大腸がんは、50歳を過ぎた頃から増加し始め。高齢になればなるほどリスクが高くなります。便潜血反応検査は、厚生労働省の科学的根拠に基づく検診としては、最も有効な検査方法の一つとして位置づけられています。この検査は、大腸がんの可能性がある人を拾いあげるもので、陽性であった場合は精密検査を受けることが重要です。
自覚症状のない段階で早期発見されることで、がんが治る可能性も大きく高まります。
便潜血検査(免疫法)
便潜血検査では便の中に微量な出血がないかを調べる事で、大腸の粘膜の変化をともなう出血がわかります。排便から検査する事が可能で、安全・簡単・安価ということからも非常に優れた検査法です。
免疫法とは、ヒトの血液のみに反応し、検査を受ける前に食事や内服薬を制限する必要がない方法で、日本では主流になっています。
その他の検査
S状結腸内視鏡検査
がんが多い直腸からS状結腸(肛門から50cmくらいの範囲)を内視鏡でおこなう検査です。
全大腸内視鏡検査
大腸全体を内視鏡で観察する方法です。検査の前に大腸の中をきれいにして便を全部出す必要があります。
注腸X線検査
肛門からバリウムと空気を注入し、大腸のX線写真を撮る方法です。検査の前に大腸の中をきれいにして便を全部出す必要があります。
直腸指診
肛門から指を挿入して、直腸のがんやポリープを触診で診断する方法です。