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Q&A集

Q.
受水槽の有効容量とは何ですか?また、水槽の容量が小さい建物の検査は受けられますか?
A.
有効容量とは槽内に入る水の容量のことを言います。実際にはボールタップの位置で槽全体の約80%が有効容量とお考えください。 10m3以下のタンクは小規模貯水槽水道と呼びます。小規模貯水槽水道検査は8m3を超える 施設が対象となっておりますが、横浜市の場合は、8m3以下の地下式貯水槽はすべて検査の対象となります。 また、8m3以下でも検査は受けられますので、お申込みください。

Q.
検査当日までに準備するものはありますか?
A.
給排水図面、貯水槽清掃記録、日常の管理記録等を拝見しますので、準備をお願いします。特定建築物に該当する施設では、水質検査の結果等も併せて拝見します。

Q.
検査当日の立会いは必要ですか?
A.
受水槽、高置水槽の管理状況の検査を行いますので、設備を管理する方の立会いをお願いします。また、水槽室やマンホールの蓋の鍵等もお借りします。なお、検査時はポンプを止めることはありませんので、断水しません。

Q.
水槽の清掃頻度についてお伺いします。
A.
水槽の清掃頻度は年1回以上、定期に行うことが義務付けられています。

改善事例

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●マンホールが閉まっていてもパッキンが外れていたり無かったりすると、隙間から虫などが水槽に入ってしまいます。パッキンは劣化するので定期的な交換が必要です。また、マンホールの蓋は飛散防止やいたずら防止のために確実に施錠して、安全確保に努めてください。

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●通気管は水槽内の空気の交換を行うために必要ですが、防虫網がないと虫や小動物が水槽内に入ってしまいますので防虫網(12メッシュ・約2mm目以下)を管端部に取り付けてください。また通気管のカバーに亀裂が入ったり、水槽との接合部にゆるみがあると雨水・ほこりが入りやすくなります。

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●オーバーフロー管は水槽内の水位が増えたとき、排水する機能を持っています。水抜管には水槽の水を排水する機能があります。これらの管が排水口に近づきすぎていると悪臭が水槽内に入ってきたり、汚水が逆流します。排水口空間は15cm以上設けてください。また、オーバーフロー管には、防虫網を取り付けてください。

◆検査のご予約、お問い合わせは
公益財団法人神奈川県予防医学協会 環境科学部
TEL. 045-773-6444/FAX. 045-775-3185
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